おとぎりそう | 日本全国に分布し、ススキが群生する草原や林縁などの草地に生育する多年草。茎は高さ50cmほどで、断面は丸くなります。夏に直径2cmほどの黄色い花を付けます。花弁・顎には黒点と黒線がはいります。葉は対生して、先端に至るほど幅が狭くなり、黒点がめだち、特に縁には多いです。和名の由来は、秘伝の薬草の名前を他人に漏らしてしまった弟を、兄が切った時の返り血がこの黒点であるとの意味です。止血・傷薬などに薬効があるとされ、民間薬として使われます。 | |
弟切草 | ||
科 目 | オトギリソウ科 | |
花 期 | 7月から8月頃 |