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山の彩り-山野草
うまのあしがた 日本各地に広く分布し、日当たりの良い山野に生育する多年草。草丈30〜60cmで、茎と葉裏には白い長毛があります。葉は、根出葉(地際の葉)が長い柄のある掌状に3〜5裂した単葉で、茎の中程には柄の短い掌状の葉が付き、茎の上部には線状の小さな葉がつきます。花は、茎頭に直径15〜20mmで、黄色の5弁の花をつけます。花弁には金属製の光沢があります。和名の由来は、根生葉を馬の蹄に見立てたことからと言われます。有毒植物の一つ。
馬の足形
科 目 キンポウゲ科
花 期 4月から6月頃
21h:高山市、位山、撮影日:2011.06.04
25ni:伊吹町、岐阜県揖斐川町、撮影日:2008.05.21
18nc:敦賀市、(敦賀)鉢伏山、撮影日:2015.05.17
昔は馬の蹄鉄がなく、馬に蹄に人間の履くような草履(わらじ)が使われていて、その「馬草履」に葉の形が似ていたことによる命名であるというのが一般的です。なお、キンポウゲ(金鳳花)は、このウマノアシガタの重弁(八重咲)のものを指すようです。