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山の彩り-山野草
きりんそう 北海道・本州・四国・九州に分布し、山地の日当たりのよい岩場などに生育する多年草。茎は太く、高さ5〜30cm。葉は肉厚で、長さ2〜7cmの倒卵形または長楕円形で互生します。葉の縁は、中央から先端にかけて鋸歯形状となります。茎の先端が平らな集散花序となり、花弁は5枚の黄色い花を多数付けます。別名が、「キジンソウ」と「キジグサ」です。和名の由来は、「傷薬の草」を意味し、これが転訛して「キリンソウ」となったとする説や動物の麒麟からとの説があります。
麒麟草
科 目 ベンケイソウ科
花 期 5月から8月頃
20an:大町市、鹿島槍ヶ岳/爺ヶ岳、撮影日:2008.07.31