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山の彩り-山野草
かたばみ 日本各地に分布し、道端、庭、畑などに生育する多年草。地下に球根を持ち、さらにその下に大根のような根を下ろします。葡萄茎をよく伸ばし、地表に広がります。このため、繁殖が早く、しかも根が深いので、駆除に困る雑草の一種です。葉は3小葉、表面は無毛、小葉は長さ約1cm。葉柄の基部には耳形の托葉があります。葉腋から散形花序を出し、直径約8mmの黄色の花をつけます。幾何学的な要素を持った葉の形は、家紋によく使われています。
傍 喰
科 目 カタバミ科
花 期 5月から9月頃
春から秋にかけて黄色の花を咲かせます。
日向では花を出しますが、日陰に咲いてしまうと花がしぼんでしまうのが特徴です。
乾燥した場所に多く、葉の色が赤紫色を帯びたものをアカカタバミと称します。
葉の表面や茎にも毛が多いものを、ケカタバミといいます。
25nn:余呉町、柳ヶ瀬山、撮影日:2008.09.17