らしょうもんかずら | 本州から九州に分布し、山地の林内の湿った場所や渓流沿いに自生する多年草。茎は直立して高さは15〜30cmくらい。葉は対生し、形は三角状心形で、葉の縁は鈍い鋸歯状になる。花の付け根につく包葉は、最下のものは葉とほぼ同じで、上にゆくと小さくなります。花は、唇形の鮮やかな紫色で、2〜3個のまとまりになって数段につけ、萼片は花より濃い赤紫色で花後も目立ちます。和名の由来は、渡辺綱が羅生門で切り落とした鬼女の腕に見立てたものとされます。 | |
羅生門葛 | ||
科 目 | シソ科 | |
花 期 | 4月から6月頃 |