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山の彩り-山野草
あやめ 日本各地に分布し、山野の草地に自生する多年草。他のアヤメ属の種であるノハナショウブやカキツバタのように、湿地に生えることは稀なようです。葉は直立し、高さ40-60cm程度。花茎は分離せず、茎頭に径8cmほどの紺色の花を1-3個付けます。外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様があるのが特徴で、本種の和名の元になります。花札には、5月の絵柄として描かれます。家紋にも使用され、病気を治す治療薬としても使われます。
菖蒲
科 目 アヤメ科
花 期 5月から6月頃
「いずれアヤメかカキツバタ」という慣用句がありますが、「どれも素晴らしく優劣はつけがたい」という意味ですが、見分けがつきがたいという意味にも用いられます。