おおいぬのふぐり | ヨーロッパ原産で、日本には明治初年と推定される帰化植物の越年草。大正8年(1919)頃には全国的にありふれた草になり、路傍や畑の畦道などにみられる雑草です。秋に芽を出して他の植物が繁茂しない冬に横に広がって育ち、早春に多数の花をつけ、春の終わりに枯れてしまいます。夏の間は種子で過ごします。草丈は10-20cmの卵円形で鋸歯があります。花弁は4枚で、それぞれ大きさが少し異なるので、花は左右対称です。まれに白い花をつけることがあります。 | |
大犬の陰嚢 | ||
科 目 | オオバコ科 | |
花 期 | 2月から4月頃 |