まつむしそう 日本固有種で北海道から九州に分布し、山地の草原に生育する越年草。草丈はおよそ60〜90cmで、葉は対生し、羽状に裂けます。夏から秋にかけて薄青紫色の花をつけ、花は頭状花序で、花の大きさは径4cmほどで総苞片は線状です。中心部の花は筒状で花冠の先端は5の裂片つに分かれ、周辺の花は3つの裂片が大きく外側に伸びます。薬草として皮膚病などに用いられることもあります。名の由来は、マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことから。
松虫草
科 目 マツムシソウ科
花 期 8月から10月頃
20s:富士見町/伊那市、入笠山、撮影日:2014.08.05
20c:松本市、美ヶ原/茶臼山、撮影日:2009.08.04
20an:宇奈月町/白馬村、唐松岳/五竜岳、撮影日:2009.07.18
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