まつむしそう | 日本固有種で北海道から九州に分布し、山地の草原に生育する越年草。草丈はおよそ60〜90cmで、葉は対生し、羽状に裂けます。夏から秋にかけて薄青紫色の花をつけ、花は頭状花序で、花の大きさは径4cmほどで総苞片は線状です。中心部の花は筒状で花冠の先端は5の裂片つに分かれ、周辺の花は3つの裂片が大きく外側に伸びます。薬草として皮膚病などに用いられることもあります。名の由来は、マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことから。 | |
松虫草 | ||
科 目 | マツムシソウ科 | |
花 期 | 8月から10月頃 |