くさぼたん | 日本固有種で、本州全体に広く分布し、山地の草原や林縁などに生育する多年草で有毒植物。茎高さは1mくらいで直立し、葉は1回3出複葉で対生。小葉は、卵形で3浅裂し、先端は鋭くとがり、縁は不ぞろいなあらい鋸歯がつき、茎の先端や葉腋から集散状の花序を出し、淡紫色の花を多数つける。細い鐘状になる4枚の花弁に見えるのは萼片で、基部は筒状になり先端は反り返る。花弁はない。花後、花柱が伸び、羽毛状になる。名の由来は、葉がボタンに似ることから。 | |
草牡丹 | ||
科 目 | キンポウゲ科 | |
花 期 | 8月から9月頃 |