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山の彩り-山野草
つがざくら 日本の固有種。本州の福島県から鳥取県および四国の愛媛県に分布し、高山の岩場に生育する常緑小低木。樹高は10〜20cmほど。茎は地面を這い、上部が斜上。葉は密に互生し、線形で縁は微鋸歯です。枝先に散形花序をつけ、2〜6個の花を横向きにつけ、花柄は細く微毛と腺毛が生え、萼片は卵形または広披針形で、紅紫色になります。花冠は、鐘型で薄い桃色をし、先端は浅く5裂します。和名の由来は、葉が針葉樹のツガに似て、花が桜色をしていることによる。
栂 桜
科 目 ツツジ科
花 期 7月から8月頃
16:立山町、浄土山/立山、撮影日:2012.07.24