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山の彩り-山野草
うつぎ 北海道南部・本州・四国・九州に分布し、山野の路傍、崖地など日当たりの良い場所に生育する落葉低木。樹高は2〜4mほど。よく分枝します。枝先に円錐花序をつけ、多くの白い花を咲かせます。八重咲のものもあります。丈夫で育てやすいことから、かつては畑や敷地の境界線に植える「境木」として使われることが多かった。和名の由来は、茎が中空のため、空木(うつぎ)と呼ばれ、「卯の花」の名は空木の花の意、または卯月(旧暦4月)に咲く花の意ともいう。
空 木
科 目 ユキノシタ科
花 期 5月から7月頃
25w:朽木村、蛇谷ヶ峰/西尾根、撮影日:2009.06.19
25zc:永源寺町、東山/旭山、撮影日:2010.06.17
25nn:余呉町、大黒山、撮影日:2011.07.03
24zc:水沢町/菰野町、雲母峰、撮影日:2016.05.31
唱歌「夏は来ぬ」では、「卯の花の匂う垣根にホトトギス〜」と歌われますが、ウツギの花には香りがなく、純白の花の美しさを詠んだものと解釈されています。
25wn:今津町、箱館山/処女湖、撮影日:2009.06.12