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山の彩り-山野草
たいさんぼく アメリカ原産。明治初年に渡来し、気候風土に合うため、急速に普及し、各地の公園や庭園に植栽されます。本州の東北地方以南から九州に分布し、日向を好み肥沃で湿気のある場所に生育する常緑樹。樹高は10〜30mほど。春〜初夏にかけ、直径15cmにもなる真っ白で大きな花を咲かせます。花の少ない梅雨の晴れ間に咲くため、遠くから目立ちますが、一輪あたりの寿命は短いです。大型の樹木で、花だけでなく、高さ、葉の大きさなど、すべての部分が大きめです。
泰山木
科 目 モクレン科
花 期 5月から7月頃
花は高い木の梢に上向きに咲くので、近寄ってみる機会がほとんど無く、香りもよいそうです。公園や寺社などの広い場所に、シンボルツリーや記念樹として用いるような木であり、狭い庭には向かない。また、枝や樹形は大振りであり、他の樹木と近接させて使うのは難しい。
和名の由来は、花・葉・樹形などが大きくて立派なことから、賞賛して名づけられました。大盞木・大山木などとも書かれます。
28:香住町、但馬松島、撮影日:2003.06.29