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山の彩り-山野草
みやまうめもどき 本州の東北地方から近畿地方の主に日本海側に分布し、日当たりの良い湿地や谷間に生育する落葉低木。樹高は2〜3mほど。葉、は単葉で互生し、葉身は薄質で倒披針形、縁に鋭い鋸歯があります。花は、白色の4〜5弁花で、直径5mm前後、新枝の葉腋に出る散形状の花序につきますが、雄花序は4〜6花からなり、雌花序は2〜4花からなります。果実は、径6mmほどの球形の核果で、なかに4個の種子が入り、9月ごろから赤く熟し12月ごろに落葉しても枝に残ります。
深山梅擬
科 目 モチノキ科
花 期 5月から7月頃
25ns:山東町、山室湿原、撮影日:2017.08.17
氷河期の遺存種といわれ、日本固有で雌雄異株。ウメモドキに似ていますが、山地に生えるのでこの名があります。ウメモドキより葉が細いので、別名:ホソバウメモドキ