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山の彩り-山野草
うめ 中国の江南地方原産。日本全土に分布し、水はけの良い敵湿な肥沃地に生育する落葉高木。奈良時代以前に薬用として中国から渡来したものが野生化しました。江戸時代には、多くの品種が作られ、現代では300種以上あります。樹高は3〜10mほど。葉は互生、卵形で葉の先端は細く突き出し、縁は鋸歯。幹の直径は、60cmほどにもなり、樹齢を重ねると樹皮は縦に粗く裂けます。樹皮は、暗灰色ですが材は暖色系。果実は、直径2〜3cmの核果で、6〜7月に熟します。
科 目 バラ科
花 期 2月から3月頃
25znw:彦根市、鳥居本-山麓、撮影日:2008.03.17
25znw:近江町、岩脇山(龍尾山)、撮影日:2012.03.14
25ns:長浜市、田村山(一簣山)-山麓、撮影日:2011.03.05
25k:信楽町、小川城山、撮影日:2016.02.24
25k:石部町、阿星山-観音寺、撮影日:2010.03.14
25en:彦根市、荒神山-荒神山神社、撮影日:2010.02.28
目が細かくて硬く、狂いが少ないことから稀に木材として流通し、数珠、算盤玉、茶道具、根付などの工芸品に使われます。古くから、庭木・盆栽として観賞され、実を食用や薬に利用してきました。江戸時代には、花ウメのほかに梅干しの生産が盛んとなり、各地で梅園が誕生しました。なかでも水戸藩主徳川斉昭は、積極的に栽植を奨励して偕楽園をつくりました。各地に名所があります。万葉集などにも謳われ、文化とのかかわりも深いです。
25ni:山東町、柏原-寺院、撮影日:2015.03.21
37:高松市、栗林公園、S杖揖斐:2018.03.14
29:奈良市、月ヶ瀬梅渓、撮影日:2012.03.27
25znw:彦根市、鳥居本-山麓、撮影日:2016.01.23
25znw:彦根市、鳥居本-山麓、撮影日:2012.04.07
25znw:彦根市、鳥居本-山麓、撮影日:2012.03.30
25znw:彦根市、摺針-中山道、撮影日:2016.03.26
25znw:彦根市、野田山、撮影日:2009.02.03
25nn:西浅井町、日計山/城山、撮影日:2016.02.24
25ni:山東町、清滝山-山麓、撮影日:2011.03.24
25en:彦根市、荒神山-山麓、撮影日:2010.02.28
25en:近江八幡市、瓶割山-長福寺町、撮影日:2008.03.02
24is:松阪市、伊勢山上、撮影日:2011.02.22
22e:清水市、久能山東照宮、撮影日:2015.02.12