みやましきみ | 本州の関東以西の山地に分布し、低山の林に生育する常緑低木。葉に毒を含み、草食獣の多い場所では繁茂します。葉は全縁で、基部は楔形、先端は鈍頭。質感は、典型的な皮革質で、つるつるしていて、触っても葉脈がよくわかりません。花は、小さな白い花を放射状半球形(円錐花序)にたくさんつけます。大きな赤い果実は、冬の山中では非常に目立ち美しいことから、億両とされるらしい。和名の由来は、強い毒性のある果実から「悪しき実」から転訛したという。 | |
深山樒 | ||
科 目 | ミカン科 | |
花 期 | 4月から5月頃 |