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たかねばら 日本の固有種。本州の尾瀬から中部地方・四国の剣山などの亜高山帯から高山帯に分布し、日当たりの良い草原や岩場に生育する落葉低木。樹高は1〜2mほど。枝はよく分枝し、小枝は細長く、紅紫色を帯び、白色を帯びた細い刺針が多生し、のちに脱落します。葉は対生し、奇数羽状複葉、小葉は長楕円形、先は尖り、縁に鋸歯があります。枝先に7〜8cmの淡紅色の5弁花を1〜3輪ずつつけます。白色の花もあります。和名の由来は、高山に生えるバラの意。
高嶺薔薇
科 目 バラ科
花 期 6月から8月頃
野生のバラの仲間では、最も大きな花で、もっとも標高の高い場所に生育します。はなには、」やや芳香があります・別名フジバラ、タカネイバラ、ミヤマハマナスとも呼ばれます。
20an:大町市、鹿島槍ヶ岳/爺ヶ岳、撮影日:2008.07.31