いぶきじゃこうそう | 北海道から九州に分布し、海岸から高山帯までの日当たりの良い岩地に生育する小低木。茎は細く、地表を這いよく分枝します。枝には短い毛があり、直立して高さは3〜15cm。葉は茎に対生し、葉身は卵形から狭卵形で、先端は鈍頭、縁は全縁。全体に芳香があります。花は、枝の先端に短い花穂をつけ、花冠は紅紫色の唇形で、上唇はわずかに2裂して直立し、下唇は3裂して開出します。萼は筒状鐘形の唇形。和名の由来は、伊吹山に多く産し、芳香があることから。 | |
伊吹麝香草 | ||
科 目 | シソ科 | |
花 期 | 6月から8月頃 |