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山の彩り-山野草
ひろはしもつけ 本州・四国・九州に分布し、日当たりの良い山地に生育する落葉低木。地域により変異があります。伊吹山では、山頂のお花畑に点在します。樹高は100〜150cmくらい。葉は、シモツケソウよりも広く、幅が8cmほどあり、卵形に近く。重鋸歯があります。花は淡紅色から濃紅色。今年枝の先端に、複散房状花序を密になします。庭木としてもよく栽培されています。シモツケソウ(下野草)と混同されがちですが、まったく別種の草本です。和名の由来は、葉が広いシモツケから。
広葉下野
科 目 バラ科
花 期 6月から8月頃
325ni:伊吹町、伊吹山-花畑、撮影日:2010.07.28
「シモツケ」は、栃木県の「下野」で、最初に発見されたことから。また、花が散房状に密生して咲き、これが霜の降りた様子に似ていることから出たともいわれます。