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山の彩り-山野草
さらさどうだん 日本の固有種。北海道西南部・本州・四国の徳島県に分布し、深山の岩地に生育する落葉低木。樹高は2〜5mほど。樹皮は灰褐色で滑らか。若い枝は無毛。葉は、枝先に輪生状に集まって互生します。葉身は倒卵形で先端は尖るか鈍く、下部は葉柄に流れます。葉縁には先端が長い毛状になる微小鋸歯があります。秋には、美しく紅葉します。花期に、枝先に総状花序をつけ、10個ほどの花が、葉柄の先端に垂下って付きます。果実は刮ハで上向きにつきます。
更紗灯台
科 目 ツツジ科
花 期 5月から7月頃
25w:志賀町、釈迦岳/八雲ヶ原湿原、撮影日:2005.06.08
25ni:伊吹町/岐阜県揖斐川町、ブンゲン(射能山)、撮影日:2009.06.03
25wn:今津町/福井県美浜町、撮影日:2008.06.07
和名の由来は、昔の油で燃やす明かりの灯台の意味で、灯心の周りを囲った風よけが花の形に見え、花に更紗染めの模様があることから。色の濃い種類は ベニサラサドウダン と呼ばれます。幹の表面が滑らかなので、数寄屋建築の床柱にも使われます。別名:フウリンツツジ
21h:高山市、位山、撮影日:2011.06.04