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山の彩り-山野草
はんしょうづる 日本固有種。本州から九州にかけて分布し、林の縁などに生育するつる性低木。葉は3出複葉で、向かい合って生える(対生)。小葉は、卵形で先は尖り、縁には鋸歯があります。葉の質はやや硬く、両面に短い毛が生えます。葉の脇から集散花序を出し、鐘形の花を下向きにつけます。花の色は暗い紅紫色。花弁のように見えるのは萼片で、萼片は4枚あり、外側には毛が生えています。和名の由来は、下向きに咲く花の形を、火事を知らせる「半鐘」に見立てたことから。
半鐘蔓
科 目 キンポウゲ科
花 期 5月から6月頃
25ni:伊吹町/岐阜県揖斐川町、ブンゲン(射能山)、撮影日:2009.06.03