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ベニサラサドウダン 日本の固有種。北海道南西部・本州・四国の徳島県に分布し、深山の岩地に生育する落葉庭木。樹高は2〜5mほど。樹皮は灰褐色でなめらかで、若い枝は無毛。葉は、枝先に互生。葉身は、倒卵形で、先端はやや尖るか鈍く、下部は葉柄に流れます。葉縁には、先端が長い毛状になる微小鋸歯があります。秋には美しく紅葉します。花期には、枝先に総状花序をつけ、10個ほどの花が花柄の先端に垂下ってつきます。花や紅葉を観賞するためにも栽培されます。
紅更紗灯台
科 目 ツツジ科
花 期 5月から7月頃
18s:敦賀市/美浜町、西方ヶ岳580峰、撮影日:2013.06.04
和名の由来は、昔の油で燃やす明かりの灯台の意味で、灯心の周りを囲った風よけが花の形に見えることから。サラサドウダンの変種で、花が紅色で、特有の縦筋はあまり目立ちません。花全体が赤色な、カイナンサラサドウダンといわれるものもあるようです。幹の表面が滑らかなので、数寄屋建築の床柱にも使われます。
25ni:伊吹町、ブンゲン(射能山)-山麓、撮影日:2006.06.03
24zc:菰野町/滋賀県永源寺町、水量岳/羽鳥峰、撮影日:2014.05.30
25zns:多賀町/岐阜県上石津町、三国岳三角点/焼尾山、撮影日:2005.05.28
25w:志賀町、釈迦岳/八雲ヶ原湿原、撮影日:2005.06.08
25ns:浅井町、近江孤蓬庵、撮影日:2013.05.18