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山の彩り-山野草
やえざくら 日本全国に分布し、日当たりが良く風通しの良い場所に生育する落葉高木。樹高は3〜20mほど。多くは、ソメイヨシノに比べて開花期が1〜2週間ほど遅く、ソメイヨシノが散るのと同じ時期に、開花を始めます。花はやや大きめで、花弁の多さから丸くふんわりとした形になるものが多く、花と同時に葉っぱをつけるものが多い。八重桜は、園芸用品種が多く、その数は300以上とされています。たくさんつく花びらは、塩漬けに利用しやすく、花が散った後も楽しみがあります。
八重桜
科 目 バラ科
花 期 4月から5月頃
25w:大津市/京都市左京区、皆子山、撮影日:2010.05.15
25en:竜王町、竜王道の駅アグリパーク、撮影日:2021.04.21
25en:竜王町、竜王道の駅アグリパーク、撮影日:2021.04.21
八重桜は一つのサクラの品種ではなく、八重咲きに花を付けるサクラの総称です。ソメイヨシノに代表される一般的な桜の花弁は5枚で、この咲き方を一重咲と呼称するのに対し、八重桜の場合は6枚以上の花弁を付けるものを、八重咲の八重桜として区分されています。さらなる咲き方の小区分として、6枚から15枚の咲き方を半八重咲、20枚から70枚の咲き方を八重咲、100枚以上の咲き方を菊咲と区分しています。さらに菊咲は、花の中から花が現れる段咲ありとなしに区分されます。