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山の彩り-山野草
ぼたん 中国西北部原産。元は薬草として栽培。随から唐の時代にかけて観賞用の品種が生まれ、日本には奈良時代に渡来しましたが、観賞用の栽培が一般化したのは江戸時代のこと。本州から九州に分布し、日当り風通しがよく乾燥や寒風を避けられる場所に生育する落葉低木。樹高は50〜200cmほど。葉は羽状に裂け、さらに切れ込みます。枝先に10〜20cmの大輪の花を開きます。シャクヤクは花茎を直立しますがボタンは分岐します。花の立ち姿が美しくすばらしい。
牡 丹
科 目 ボタン科
花 期 4月から5月頃
園芸品種は重弁で、紅・白・淡紅・紫・黄などの色があります。別名は、「富貴草」・「富貴花」・「百花王」・「花王」・「花神」・「花中の王」・「百花の王」・「天香国色」・ 「名取草」・「深見草」・「二十日草(廿日草)」・「忘れ草」・「鎧草」・「ぼうたん」など多数。
36:小松島市、四国八十八箇所第19番札所-立江寺、撮影日:2012.04.24