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山の彩り-山野草
さるすべり 中国原産で、江戸時代に日本に伝来しました。日当たりの良いやや乾燥した場所に生育する落葉中高木。 樹高は5〜mほど。葉は2対互生、または対生です。萼は6つに裂け、花は縮緬状の6弁花で、 薄桃色や桃色、赤紫、白花を円錐花序に多数咲かせます。花色は赤紫・薄ピンク・白色で、新芽の枝先に円錐形の花序をつくります。丈夫な木ではあるものの、うどんこ病に弱いという難点がありましたが、品種改良により病気に耐性のある品種がうまれています
百日紅
科 目 ミソハギ科
花 期 7月から9月頃
25en:近江八幡市、八幡別院、撮影日:2012.08.29
25znn:米原町、醒ヶ井-地蔵川、撮影日:2012.08.25
25nn:余呉町、余呉湖/北山三座-西天神宮、撮影日:2015.08.28
美しい幹を観賞できるように・単独で植栽されることが多いです。和風や洋風の庭、いずれにも使うことができますが、幹や樹形が人工的な雰囲気がするため、自然風の庭にはあまり適しません。矮性品種は花壇や鉢植えでも育てられます。花も暑い季節に長期間咲き続けるので、ムクゲなどとともに夏を代表する花木になっています。
和名の由来は、樹幹を覆っている皮が薄く剥げ落ちやすく木肌がツルツルしており、 木登りが上手なサル(猿)でも滑ってしまうというということから。別名の ヒャクジツコウ(百日紅)とは、紅色の花が7〜9月にかけての長期間(百日、3ヶ月間) 咲いていることによる漢名に由来します。