まるばはぎ 本州、四国、九州に分布し、日当たりのよい山地のススキ草原や林縁などに生育する落葉性の半低木です。細い枝を多数枝垂れずに分枝し、樹高は1〜2mになり、こんもりとした樹形になります。樹皮は褐色で若枝には伏毛があり、庭木や公園樹として植栽されます。葉腋から基部につく葉より短い総状花序を出し、長さ10〜15mmで紫紅色の蝶形花を、2個ずつ対に密生してつけます。和名の由来は、小葉が円みが強いことからで、葉の先端はくぼみます。別名:ミヤハギ。
丸葉萩
科 目 マメ科
花 期 8月から10月頃
滋賀中鈴鹿、愛東、百済寺、撮影日:2017.09.08
ヤマハギはよく似ていますが、花序が大きく葉より長くつくこと、萼裂片は萼筒より短く、先が針状にならないことなどで区別できます。ミヤギノハギは植栽されており、枝が枝垂れます。
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