むらさきしきぶ-み | 北海道から九州に分布し、山野に生育する落葉低木。観賞用にも栽培されます。高さ3m程度で、小枝はやや水平に伸び、葉は対生、長楕円形で鋭尖頭、細かい鋸歯があります。葉の色は、黄緑で洋紙質で、薄くて表面に艶はありません。花は、淡紫色の小花が散房花序をつくり、葉腋から対になって出ます。秋に、果実が熟すと紫色になり、直径3mmで球形。和名の由来は、平安時代の女性作家「紫式部」にちなみます。もともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていました。 | |
紫式部-実 | ||
科 目 | クマツヅラ科 | |
花 期 | 6月から8月頃 |