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山の彩り-山野草
まんりょう-しろみ 本州の関東地方以西から沖縄に分布し、林内に生育する常緑小低木。冬に熟す果実が美しいので栽培され、名前が目出度いので正月の縁起物とされます。樹高は1mほど。根元から、新しい幹を出して株立ちとなり、葉は互生します。葉の、波状に膨れた部分には、共生細菌が詰まった部屋が形成されています。花は白色で、小枝の先に散形花序をなします。果実は液果で、10月頃に赤く熟し、翌年2月頃まで枝に見られます。栽培品種には白や黄色の果実もあります。
万 両-白実
科 目 ヤブコウジ科
花 期 7月から8月頃
25znw:彦根市、鳥居本-庭園、撮影日:2009.12.30