くろもじ | 本州の関東以西・四国・九州に分布し、低山や疎林の斜面に生育する落葉低木。葉や樹皮に芳香があり、高級爪楊枝が作られます。新しい枝の樹皮は緑色ですが、次第に黒褐色となります。花は、葉の展開とほぼ同時に咲きます。黄緑色の小さな花が集まってつき、花柄に毛があります。花被片は、ふつう6個。夏の終わりには、枝の先に、次年の春に咲く花のつぼみが付いています。果実は秋に黒く熟します。和名の由来は、樹皮の模様が文字のように見えるところから。 | |
黒文字 | ||
科 目 | クスノキ科 | |
花 期 | 3月から4月頃 |