きぶし | 日本の固有種。北海道から九州に分布し、山地の林縁や谷沿いの斜面に生育する落葉低木。樹高は3〜5mほどで、よく分枝します。葉は互生し、卵形から卵状楕円形。雌雄異株。葉に先立ち、昨年の枝の葉腋から、穂状花序を下垂させ、淡黄色の花を多数付けます。花は、山菜として、おひたし、天ぷらにして食用になります。ただし受粉した雌花は子房が固くなり、タンニンが多くなる。和名の由来は、果実を染料の原料である五倍子(ふし)の代用として使ったことから。 | |
木五倍子 | ||
科 目 | キブシ科 | |
花 期 | 3月から5月頃 |