あぶらちゃん | 日本の固有種。本州から九州にかけて分布し、山地の沢筋などに生育する落葉低木。樹高は2〜4mほど。樹皮は赤褐色で小さな皮目があり、枝は細かく分かれます。葉は、卵形で互生。葉の縁にぎざぎざはなく(全縁)波打っています。葉の表面は緑色、裏面は灰白色を帯び、開花は葉の展開に先立ちます。雌雄異株です。雄花は、淡い黄色で数個が固まってつき、雌花は黄緑色で、雄花より小さいです。和名の由来は、実や樹皮を絞って油を採り灯火に使ったことから。 | |
油瀝青 | ||
科 目 | クスノキ科 | |
花 期 | 3月から4月頃 |