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あじさい 本州・四国・九州に分布し、乾燥を嫌い日陰でも生育する落葉低木。樹高は30〜200cmほどで、枝分かれして広がります。葉は、やや広い卵形で、縁が鋸歯です。花は、青紫色や赤紫色の大きい丸形で、小花が集まります。小花は、花弁が4枚あるように見えますが、これは花ではなく、萼片が大きくなったものです。実は雌蕊がないためできません。和名の由来は、アジサイの名前は藍色の花が集まるという意味の「あづさあい(集真藍)」が変化したものと言われています。
紫陽花
科 目 アジサイ科
花 期 6月から7月頃
アジサイは、ガクアジサイから改良されたもので、庭園などで栽培されています。日本から世界へと広がり、多くの園芸品種が生まれ、多種多彩な花となっています。日本では、梅雨時の季節を代表する花として、愛されています。
アジサイは、ガクアジサイの両性花が全て装飾花に変化したもので、結実しません。花は、梅雨の季節、長い期間開花しているように見えます。花の色は、咲き始めの淡い青から次第に色濃くなり、やがて赤色が加わって紫色となる。花の色の変化から、花言葉には「心変わり」とか「移り気」などが当てられ。通常は花の色が暗くなってしまうので嫌われますが、花期が長いアジサイならではの味わいといわれています。
14kw:鎌倉市、長谷寺、撮影日:2018.06.26
30c:海南市、長保寺、撮影日:2019.06.18
25zc:秦荘町、金剛輪寺、撮影日:2015.07.20
21e:御嵩町、みたけの森、撮影日:2011.06.22