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山の彩り-山野草
ふ  じ 本州・四国・九州の温帯から暖帯に分布し、林縁や明るい樹林内に生育する蔓性落葉木。高木に巻きついて樹冠に達します。樹皮は灰褐色。蔓の巻き上がる方向は左巻き(ねじの左巻きと同じ)(S巻き)。葉は互生。奇数羽状複葉で、小葉は長楕円形または狭卵形で全縁。はじめ毛が密生し、しだいに無毛になり、枝先に長さ20〜100cmの総状花序が垂れ下がり、長さ150〜200cmの紫色の蝶形花が多数つきます。萼は広鐘形で有毛、萼片は5個。果実は豆果。別名:フジ
藤(野田藤)
科 目 マメ科
花 期 4月から5月頃
25s:草津市、三大神社、撮影日:2013.09.09
28:丹波市、百毫寺、撮影日:2019.05.16
28:丹波市、百毫寺、撮影日:2019.05.16
25zc:甲良町、在士-八幡神社、撮影日:2012.05.09
25ns:虎姫町、虎御前山、撮影日:2013.09.09
日本において、フジ(藤)と称されるものはノダフジです。普通は、単にフジと読んでいますが、ヤマフジと区別するためにノダフジと呼ばれます。区別する方法はヤマフジの小葉は 11 枚でツルは左巻き、ノダフジはそれより多く 11〜19 枚でツルは右巻き(上から見て時計回り)です。 野田というのは大阪府福島区の野田のことで、藤の花房は 1mにも達します。
25ns:湖北町/虎姫町、虎御前山/岡山、撮影日:2007.10.02