山聲十選:田舎寺 朝霜染めし チカラシバ
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地名には歴史的な営みが隠されています、朝霜に白く染められたチカラシハ゛の穂が輝きます 
標   題 田舎寺 朝霜染めし チカラシバ
地  域 25zns:彦根東部/南西E
Mapion 滋賀県県彦根市荘厳寺町
山行日 2025年(令和7年)11月16日、(晴)
撮影場所 荘厳寺治区景観
リ ン ク 山野草:チカラシバ
概   要 チカラシバ(力芝)は、日本全土に分布し、日当りのよい道端や草地に生育する多年草。小穂には2花が付き、上部の花だけが結実。基部には総苞片が変化した剛毛がはえ、小穂と一緒に脱落するのが特徴。小穂は開出し、ビン洗いのブラシや、試験管洗いのような姿になります。秋に草原などを歩くと、剛毛が衣服に刺さり小穂が沢山付きます。和名の由来は、非常に強いヒゲ根を地中に下ろし、茎も強くて引き抜こうとしてもなかなか引き抜けない力強さがあることから。
別名のミチシバ(路芝)
彦根東部山麓に位置する荘厳寺町。奈良時代(710-794)後期から平安時代に活躍した僧:霊仙三蔵は、若くして、霊仙山にある霊仙寺で学んだとされています。その頃に、霊仙7カ寺が存在していました。荘厳寺はその内の一つとされ、丹生/荘厳寺巡礼道で、霊仙寺とつながっていました。歴史ある山里は、御多分に漏れず過疎化が進み、休耕田が荒地化しています。そんなところにチカラシハ゛が群生し、朝霜の中に白色に染まり、幻想的な情景を醸し出しています。
そこで一言、『 田舎寺 朝霜染めし チカラシバ 』