標 題 | 薬師峰 圏谷昇る 風涼し |
地 域 | 16:薬師岳/北西SE |
富山県富山市有峰 | |
山行日 | 2016年(平成28年)08月03日(曇/雨) |
撮影場所 | 北薬師岳岩稜中腹 |
リ ン ク | 山悠々:薬師岳 |
概 要 | 薬師岳は、剱岳・立山と並ぶ飛騨山脈(北アルプス)立山連峰の主要峰です。山域は中部山岳国立公園に指定され、駒ヶ岳同様、日本各地には薬師岳という名の山が多数あり、全国的に知名度が高く、その最高峰がこの薬師岳です。北アルプスの山で有数の、非常に大きなどっしりとした気品のある山容で、東斜面には、大規模な氷河地形の薬師岳圏谷(カール)群があり、国の特別天然記念物に指定されています。山頂は岩が積み重なっており、遮るものがなく北アルプスの大部分の山を見渡すことができる。すぐ北には北薬師岳と金作谷カールが望めます。 ここは、北薬師岳の難所の岩稜。山頂はガスで覆われていましたが、一瞬ガスの切れ間があり、金作谷カールが現れました。北薬師岳と薬師岳をつなぐ稜線がくっきりと浮かびあがり、大自然の驚異が感じられます。カールに残っている雪渓により冷やされた風が、薬師の峰に昇ってきます。汗だくな登山者に一服の清涼を与えてくれます。 そこで一言、「 薬師峰 圏谷昇る 風涼し 」 |