標 題 | 秋彼岸 岩打つ雫 蔵王堂 |
山 行 日 | 2013年(平成25年)09月26日(晴) |
地 域 | 32:日御碕/南東SE |
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島根県出雲市別所町 |
撮影場所 | 鰐淵寺浮浪の滝蔵王堂 |
リ ン ク | 山悠遊:鰐淵寺 |
概 要 | 鰐淵寺は、天台宗の寺院。山号は浮浪山。開山は智春上人、本尊は千手観世音菩薩と薬師如来の二体。伝承では推古天皇2年(594)、信濃の智春上人が当地の浮浪の滝に祈って推古天皇の眼疾が平癒したことから、同天皇の勅願寺として建立されたと伝わります。寺号の鰐淵寺は、智春上人が浮浪の滝のほとりで修行を行っている際に誤って滝壺に落とした仏器を、鰐(わに)がその鰓(えら)に引っ掛けて奉げたとの言い伝えから生じました。 本坊から山道を歩くこと約15分、蔵王堂にたどり着きます。蔵王堂は岩窟に張り付き、堂前に浮浪の滝の雫が15mほどの崖上から滴り落ちてきます。ここで修験者が修業をするといわれます。訪問時は水量がほとんどなく、カメラスケッチにも写り込みませんでした。秋の彼岸、最終日の午後3時、山中から日射しはなくなり、深山の神秘的な佇まいが厳粛な気持ちにさせてくれます。 そこで一言、「秋彼岸 岩打つ雫 蔵王堂」 |