山聲十選:花の海 浮かぶ天守に 鳥が舞う
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外堀(旧中堀)からの彦根城天守
標   題 花の海 浮かぶ天守に 鳥が舞う
山 行 日 2013年(平成25年)04月08日(晴)
地   域 彦根東部/南西W
Mapion 滋賀県彦根市
撮影場所 外堀(旧中堀)
リ ン ク 山悠遊:山里は桃源郷-彦根城2013、城めぐり:金亀山
概   要 彦根城は井伊氏の居城です。関ヶ原の戦功で井伊直政は佐和山城主に封じられ戦の傷が元で1602年2月、41歳の若さで死去
二代目直継により1603年春に築城開始、天守の完成は1606年9月、全てが完成したのが1622年(天守:国宝)です。以後井伊家は徳川譜代大名の筆頭格として大老職を多く勤めています。有名なのは、日米通商条約を推し進めた井伊直弼です。安政の大獄で強引な粛清をしたことで桜田門外で散るのですが、あの時代、誰かがその役目をしなければ今の日本はなかったと、後世になって評価されています。そんな歴史が込められているお城です。いろは松に佇み、桜の競演に興じて仰ぐ彦根城は、歴史の大渦に巻き込まれたことも嘘のように、春の陽だまりに浮かんでいます。鳶でしょうか、天守の屋根の上空で興じていました。
そこで一言、「花の海 浮かぶ天守に 鳥が舞う」