標 題 | 草紅葉 沸き立つ沼の 湯気覆う |
山 行 日 | 2012年(平成24年)10月15日(晴) |
地 域 | 05:八幡平/北西SE |
秋田県鹿角市八幡平 | |
撮影場所 | 後生掛自然研究路 |
リ ン ク | 山悠遊:後生掛温泉 |
概 要 | 八幡平の秋田県側の山腹、アスピーテラインから奥に入った標高1000mの高所に、温泉はあります。後生掛温泉は昔からの湯治宿で、一温泉一軒宿です。源泉は4種類。宿の裏側には泥を吹き上げる墳気口や泥火山などを観察できる「後生掛園地」がある。宿は焼岳の登山口にもなっています。「馬で来て下駄で帰る後生掛」と謳われたように、昔から効能の高い湯として知られています。温泉から一周40分程度で、火山現象を間近で観察できる後生掛自然研究路も整備されています。噴気孔、ふっとう泉、湯沼、吹上泉、マッドポット(泥つぼ)、泥火山などがわずか1kmくらいの範囲内に集まっていて、全国でも珍しいところです。 ここは大湯沼、周囲約1kmの沼では、その一隅 から熱湯が沸いており、盛んに水蒸気を上げる様子が見られます。かつては岸まで湯沼で、現在の干上がった状態ではなかったといわれます。今は小さな泥火山が無数にあります。草紅葉で覆われた岸辺には、沸き立つ沼から湯気が立ちのぼり、辺りを覆い尽くします。そのコントラストは目に焼き付きます。 そこで一言、「草紅葉 沸き立つ沼の 湯気覆う」 |