山聲十選:アーチ橋 春の川面の 空跨ぐ
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標   題 アーチ橋 春の川面の 空跨ぐ
山 行 日 2011年(平成23年)04月20日(晴)
地   域 35:岩国/北西NE
Mapion 山口県岩国市
撮影場所 錦帯橋左岸橋下
リ ン ク 山悠遊:錦帯橋
概   要 錦帯橋は岩国市の錦川に架けられた木造のアーチ橋です。日本三名橋(日本橋・錦帯橋・眼鏡橋:共に江戸時代架設)や日本三奇橋(錦帯橋、猿橋、神橋、他説:かずら橋)に数えられていて、国の名勝に指定されています。5連のアーチからなるこの橋は、全長193.3メートル、幅員5.0メートルで、継手や仕口といった組木の技術によって造られています。しかし、美しいアーチ形状は、木だけでなく、鉄(鋼)の有効活用がなされて初めて実現したもので、中国の杭州の西湖にある堤に架かる連なった橋からヒントを得て、藩主吉川広嘉自らの発案で、1673年に創建されました。夜間上流から眺めると水面が鏡のように橋を映す姿は、一見の価値があります。桜花が散り終わったある日の午後、川面を渡る春風は心地よく、空を跨ぐ錦帯橋からは岩国城も覗いています。
そこで一言、「アーチ橋 春の川面の 空跨ぐ」