山聲十選:深淵の 潜みし主は はにかみ屋
標   題 深淵の 潜みし主は はにかみ屋
山 行 日 平成19年06月07日(晴)
地   域 21:加子母/南東W
Mapion 岐阜県中津川市付知町
撮影場所 八丁くらがり
リ ン ク 山悠遊:付知峡/竜ヶ髭谷、滝悠遊:付知峡/東股谷
概   要 概要 裏木曽の山々を源流とする付知川は、付知町宮島で西股谷(女谷)と東股谷(男谷)にわかれます。東の支流である東股谷には、不動滝・観音滝・仙樽の滝などがあり、不動渓谷とも呼ばれています。多くの観瀑客でシーズンは賑わいます。さらに遡ると大幽谷と呼ばれる八丁くらがりの滝群があります。水はあくまで清らかです。
水の色は、光の波長で見える色が変わりますが、この清流の水は奇麗で不純物の混ざりっけが少ない為、波長の短い青に近い色に感じます。(混ざりっけが多いと、波長の長い赤に近い色にも感じ、水の色も変わってきます)すなわち、私達が日常見ている川の水と様子が違って美しく見えるのは、それだけ汚れていない証拠なのです。また、河床の岩の色や空の色・木々の色などにも影響されます。
澱みは深く、谷の主が潜んでいるようですがお目にかかれませんでした。恥ずかしいのか、岩の中に隠れているようです。
そこで一言、「深淵の 潜みし主は はにかみ屋」