山聲十選:尾根はるか 若木育む 四海波
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標   題 尾根はるか 若木育む 四海波
山 行 日 平成19年05月23日(晴)
地   域 古屋/北西C
Mapion 滋賀県高島市(朽木)
撮影場所 根来坂南尾根
リ ン ク 山悠遊:百里ヶ岳
概   要 概要 野坂山系の南西にある百里ヶ岳は、滋賀県と福井県の県境に位置します。南西方向約10kmには、ブナの原生林で知られる三国岳(峠)があります。その影響で、この百里ヶ岳にもブナの木が山域に数多く見受けられます。山名は、山頂からの展望が百里四方眺められる、という所からつけられたと伝えられていますが、実際は樹木が視界を遮り、展望はありません。春の新緑・秋の紅葉は、何処も同じですが訪れるものの心を癒してくれます。また春の花は、イワカガミやイワウチワの群生で顔がピンク色に染まるほどです。5月下旬から6月にかけては、ギンリョウソウが怪しげな白い姿で迎えてくれます。根来坂南尾根は、伐採された斜面は植林中で、恰好の展望所です。尾根の重なりは、打ち寄せる波のようで、再生までの数十年間は展望が楽しめることでしょう。
そこで一言、「尾根はるか 若木育む 四海波」