【 大山鳴動して鼠一匹 (たいざんめいどうしてネズミいっぴき)】
   前触れの騒ぎばかりが大きくて、実際の結果の小さいことのたとえ
   「大山」は「泰山」とも書く                         ( 広辞苑 )

ある事象や行為に対する見込みや期待が過大になり、多くの人を巻き込んで
いざ、その時を迎えてみると、大した成果も得られず、「当てが外れる」ことがあります
自分が当事者である場合は、「見込み」違いに穏やかな気持ではいられません
第三者として見つめる場合は、冷静に見つめられますから
「バカ騒ぎをして」、「企画倒れだ」、「過大広告だ」、というような視点で見つめていられます


例えば、お祭を企画するとします
担当者は、多くの来場者を見込んで対策に、宣伝にと知恵を絞ります、前景気を煽ります
いきおい、その内容も誇大になり、美辞麗句が並びます、それに客は微妙に反応します
いざ、蓋をあけてみると(いわゆる鳴り物入りで)、来場者は少なく、会場は閑古鳥が鳴いている
こんな光景を、皆さんあちこちで見かけられていると思います
新しい企画ならいざ知らず、ほとんどが二番煎じ、三番煎じが、この憂き目に遭います
ネズミの一匹どころか、赤字と言う大きなツケが飛び出てまいります


「取らぬ狸の皮算用」と言う言葉があります
 〔まだ捕らえないうちから、狸の皮の売買を考えていることから
  :不確実な事柄に期待を掛けて、それをもとにした計画をあれこれと考えること (広辞苑)

当事者側は、無意識のうちに、このような意図で企画を立てていることだってあると思います
また、企画の基礎資料となるべきものが不適切である場合だって考えられます
また、仲介者もいろんな「思惑」で介在します
また、それが人の欲望そのものだから、当然の成り行きでもあります

その挙句、結果が悪い場合の責任を取らされるのは、直接の担当者です
成功した場合は、最高責任者が表に出てきて成果の横取り、悲しいかな、それが組織と言うもの

情報化時代の昨今、この第三者(部外者)でいられない場合が往々にしてあります
媒体から流れ出る情報に、否応無しにさらされている無防備なものにとって
ことの真偽や重大性を判断することなど、とても難しいことでもあります
ましてや、情報操作をされてしまえばカヤの外

先日、某TV番組で
「黒船、開港」に関し、時の幕府筆頭老中(老中首座):安部正弘(福山藩第7代藩主)が
それまで先例がなかった情報開示を行った、という内容で番組が締めくくられていましたが
それから150年余り、知る権利と守秘義務の狭間で、その歪が問われています

情報処理能力のない者にとって、いくら「識眼力をもて」と説かれても無理な話です
結局は、身の丈に応じた企画をし、信頼できるスタッフを配し、私利私欲にはしらない
これが基本でしょうか・・・・と、でも、長いものには巻かれなければいけないときもあるし・・・・
わかっているけどこれができないのが実情、それでは失敗は、♪いつまでも 絶えることなく・・・・
陽気に誘われてウォーキングにでかけました
桜の花を見上げていると、視界にトビが舞い込み
そこで、カシャ・・・・のどかな昼下がりでした
余談
山行では爬虫類、特に
長いものによく出会います
でも、掲載しかねますので
巳さんには
申し訳ないのですが
モデルもご遠慮願っています
もちろん
編集子も苦手なもので・・・・
河畔のカモ (写真再掲)
山行日:2003.06.08(晴)
所在地:滋賀県彦根市

ティーブレイクのため
目に緑をと思い散歩に
そのとき、2羽のカモが
写真を撮ってくださいと
目の前を飛んでいきました
美ヶ原牧場、牛さんたちの出迎えを受ける
白っぽく見えるのは、ハクサンフロウの群生
辺りには薄い雲のベールが覆っている
美ヶ原高原のウシさん (写真再掲)
山行日:2003.07.22、(曇)
所在地:長野県和田村
イワス山 カモシカ
      (写真再掲)
山行日:2003.09.01、(晴)
所在地:滋賀県彦根市

鉱山跡地で出会ったところ
一気に岩場に駆け上がりました
この後、シカにも出会いましたが
シャッターチャンスを逃してしまいました
県名
印の県に「目的地」があります
山葵の山行まっぷ
山行に見る 生き物
滋賀
長野
鹿児島
みたいな
422版:平成16年7月1日 木曜日
綿向山のタヌキさんデスヨネ
山行日:2002.04.10、(晴)
所在地:滋賀県日野町
綿向山山頂から竜王山に向かう尾根道で出会いました
この年は、桜の開花が早く、石楠花を期待して出かけたのですが、早すぎました。変わりに・・・・
桜花の上のトビの舞
山行日:2004.04.08、(晴)
所在地:滋賀県彦根市
山呼-リスト
※ご参考までに
このコラムは
管理人のひとり言です
黒や灰色の文字は
編集子のオリジナル
カラー文字は編集子所蔵
資料からの引用です
今日のことば
屋久島のシカ (写真再掲)
山行日:2002.04.22、(雨/曇)
所在地:鹿児島県屋久島

縄文杉の前でのレビュー
屋久島は一頃「鹿2万、猿2万
人間2万」と言われた時が
あったようで、鹿と猿が目に付く
現在島の人口は約1万5千人
      ヤクシカは 3千頭
      ヤクサルは 7千頭
と言われます
大 山 鳴 動
一緒にいってみたいなこんなとこ
山呼らいぶらり〜
地震や火山噴火は
日本列島のいたるところで感知します大山が動けば、大山が鳴けば
ネズミならぬ鯰が動き
鳥が鳴き、獣が騒ぎます
東海地震や東南海地震に関する
予知の研究が行われ
実際に対策が進められています
早期に警戒宣言を出すと
経済に影響が出るし
タイミングを誤るとパニックになる
リスクはつきものと解かっていながら
警報を出す側も受ける側も
その判断に苦慮しています
でも、鼠一匹でもいい(仕方ない)
と思いたいですヨネ
今回は、ネズミならぬ生き物を
山行アルバムから見つけてみました