412版:平成16年3月22日 月曜日
山呼-リスト
※ご参考までに
このコラムは
管理人のひとり言です
黒や灰色の文字は
編集子のオリジナル
カラー文字は編集子所蔵
資料からの引用です
今日のことば
一緒にいってみたいなこんなとこ
お ど り ば
至仏山 木製階段
山行日:2001.09.19(晴)
所在地:群馬県片品村

尾瀬ヶ原から山頂に向かう
斜面に設けられています
あまりにも多すぎる
ハイカーの為
山肌を階段で養生をする
必要が生じたと思われます
ロープは手摺ではなく
心無いハイカーから
尾瀬の自然を守る為の
やむをえない措置と
思われます
山に入ると
以外にも低い山ほど
階段が多いのが気になります
多くの人が
利用するからなのでしょうか
階段設置の理由は
環境保全や防災目的のはず
だと思うのですが
何処の階段でも
歩きにくいこと、この上もありません
踏み段の間隔や高さが一定であれば
リズムも生まれてくるのでしょうが
「階段でよかった」という所は
今だ、お目にかかっていません
そんなわけで
前回に引き続き
いやな階段、風情のある階段を
織り交ぜてご紹介します
山行に見る だんだん
【 踊り場 (おどりば) 】
・ 踊る場所
・ 階段の中途を広くして、足休めとした所       ( 広辞苑 ) 


私たちが生活をする場所には、休憩所が設けられています
連続して事を行う場合、緊張感を持続できる時間は限られています
個人差はありますが、行為の内容によってもその長さ(間隔)は変わってきます

例えば、車の運転なども、2時間も連続すれば
注意力が散漫になり、事故さえ起しかねません
パソコン作業をしていますと、6時間もすれば、眼や肩も痛くなるし、足もむくんできます


仕事の場合ですと、使命感も責任感もありますから
短期間の場合は、無理をすることで乗り切れますが
長時間の場合は、ミスや事故などが起こりやすくなります
だから、休憩は絶対必要になるのです

遊びの場合だって同じです
デパートにウインドウ ショッピングをする時だって
興味のある場合は2〜3時間の立ちんぼうは、大丈夫という人も居られるでしょうが
そう長く続くものでもありません、ましてや相棒は退屈で・・・・
施設の中ですと、自動昇降装置(エレベーターやエスカレータなど)のおかげで
上下の移動は楽になりましたが
小さな施設や、住宅(最近ではホームエレベーター有り)などでは自力での昇降が必要です
ましてや水平移動は、いまだに自力移動です(特殊な例として、動く歩道などはあります)


重層の施設では、必ず上下昇降施設:階段や傾斜路があります
階段には直階段と回り階段があります
直角に折れ曲がる階段ですと、構造的に足休めとする所ができますが
直階段の場合、階高が高いと上り下りするだけで息が切れることがたびたびです(年をいくと)

専門家の方に教えていただきました
直階段の場合、法律では学校やお店などでは、階の高さが3m以内ごとに
小住宅や倉庫等は、4m以内ごとに足休めとする所を、設けることが求められています
専門的には、これを「踊場」と呼ぶのだそうです


法律まで規定されている「おどりば」は
ことさように、私たちの生理上、考慮しなくてはならないものだと思います
それだからといって、休みすぎていると目的が遂行できなくなりますので
あまり広くしたり、長くすることは考えものです
山行も、がむしゃらに歩くのではなく
適度に休憩し、体力を温存しながら目的地に歩みを進め、ゆとりのある山行にしたいものです
柳生の里 石段
山行日:2003.11.22(晴)
所在地:奈良県奈良市

芳徳寺に至る
坂道に設けられた石段です
1971年にNHKの大河ドラマ「春の坂道」の
テーマとして放映された坂道で
そのとき、石段はなかったように思います
宇賀渓 梯子
山行日:2003.08.22(晴)
所在地:三重県大安町

宇賀渓の長尾滝の近くにある
鉄製の梯子です
中間で支えがあるものの
住宅の2階屋根庇ほどの高さで
降りるときは少しばかし足が震えます
光明寺 斜路
山行日:2002.11.19(晴)
京都府向日市

紅葉の名所でもある
光明寺の参道です
きれいに
掃き清められた参道を
そぞろ歩くのも
オツなものです
でも、この時期は
人の多いのが
たまに傷
小谷城址 木製の段
山行日:2003.011.07(晴)
所在地:滋賀県湖北町

戦国時代の雄
浅井家の守城である
小谷城址の出丸の斜面に
設けられています
右側は登山道
県名
印の県に「目的地」があります
山葵の山行まっぷ
滋賀
奈良
三重
群馬
京都
みたいな
山呼らいぶらり〜