よく目にしたり、耳にする言葉があります
「マニュアル」です(手引き、便覧、取扱説明書の意)
コンピュータのガイドブックなどがそれ

日ごろ、私たちはこの「マニュアル」に、大変お世話になっています
これがないと、作業がまったく前に進まない
と、嘆く職場の管理職も多いと聞きます
流れ作業で、ことが順調に運んでいる時はいいのですが
時として、トラブルが発生する場合があります
そのときに、どう対応するかが課題だと言われるのです

よく「マニュアル人間」などと、比喩的に言われます
指示書通りに運営し
さらに改善し、発展させる能力にたける人は多いのですが
「無」から「創造」できる人が、意外に少ないともいわれます

昔の話で恐縮ですが
編集子の青年時代に『 V・S・O・P 』という言葉で
こんな人間になりたい、とよく友や仲間と語り合ったものです
某酒造メーカーの商品名ではありませんが

 
V:バイタリティー(活動力)あふれる人に
  S:スペシャリティー(特別な、転じて専門的)あふれる人に
  O:オリジナリティー(独創性)あふれる人に
  P:パーソナリティー(個性的)あふれる人に

というものです
一個人が、これらをすべて満足できれば「スーパーマン;超人」でしょうが
でも、いるんですよね、こんな人が
凡人の私は、僅かでもこれに近づきたいと願うのですが・・・・


「天はニ物を与えず」という言葉がありますが
私に限っては、一物も手にできていません
世の中には、「ニ物も三物も」手に入れる人もいるというのに
・・・・
つまるところ、私に「努力が足りない」ということなのでしょう・・・・
飯道山登山道 案内板
山行日:2003.12.14
所在地:滋賀県水口町
設置された時は
もっと鮮やかな色を
していたでしょうに
風雨にさらされると言うことは
過酷なものなのですネ
限られたスペースに
簡潔に表現するのが
製作者の腕の見せ所です
なんでもそうですが
出来上がったものを見て
批評するのは簡単ですが
創作するのって
とても大変なのです
今日のことば
能郷白山登山道 案内板
山行日:2003.09.29
所在地:岐阜県根尾村
福井県大野市との県境
温見峠にありました
峠から県境に沿って
山頂までいける様子が
解かりやすく表示されています
402版:平成16年1月8日 木曜日
V S O P
胡宮神社 案内板
山行日:2003.12.02
所在地:滋賀県多賀町
青龍山の麓に
この神社はあります
頂上近くには
盤座(いわくら)があって
青龍山とあわせて
記載されていますが
そこへの道程はきれています
あくまでも
神社の案内だから
なのでしょう
でも、ご安心を
盤座の案内板は
別にありました
柳生の里 案内板
山行日:2003.11.22
所在地:奈良県奈良市
東海自然歩道
その昔
NHKの大河ドラマで
「春の坂道」
というのがありました
以来何度か訪れています
そのたびに
案内板が変わっています
木質系は
腐食が早いためなのか
私が訪れる期間が
あいているからなのでしょうか
奈良
岐阜
滋賀
山行に見る 案内板
一緒にいってみたいなこんなとこ
みたいな
山葵の山行まっぷ
印の県に「目的地」があります
県名
サラリーマンの多くの方が
「マニュアル:指図書、案内書」があると
仕事がとてもはかどると言われます
逆に、これがないと
仕事が滞ったり、遊ぶ人が出てきたり
仕事の効率が上がらないと言われます
いわゆる「マニュアル人間」です
指図する人ばかりだと
仕事にならないし
いろんな性格の方がいるからこそ
バランスが保たれ
ことがうまく運んでゆくのでしょう
この枠からはみ出る方は
自由業などに向いているのでしょうか
今回は
山行で出会った案内書ならぬ
「案内板」を拾ってみました
山呼-リスト
小谷山(小谷城址) 案内板
山行日:2003.11.07
所在地:滋賀県湖北町
ご存知
戦国の雄;浅井氏の居城跡です
非常にカラフルな案内板です
強い印象を与えたいという
作者がの意志が
伝わってきます
※ご参考までに
このコラムは
管理人のひとり言です
黒や灰色の文字は
編集子のオリジナル
カラー文字は編集子所蔵
資料からの引用です
山呼らいぶらり〜