数の位取り ※位の分け方や使用文字、読みなど諸説ある部分もあります |
漢数詞(漢数字) |
読み方 |
乗羃(累乗) |
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漢数詞(漢数字) |
読み方 |
乗羃(累乗) |
浄 |
じょう |
10-23 |
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一 |
いち |
100 |
清 |
しょう |
10-22 |
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十 |
じゅう |
101 |
空 |
くう |
10-21 |
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百 |
ひゃく |
102 |
虚 |
きょ |
10-20 |
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千 |
せん |
103 |
六徳 |
りっとく |
10-19 |
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万 |
まん |
104 |
刹那 |
せつな |
10-18 |
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億 |
おく |
108 |
弾指 |
だんし |
10-17 |
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兆 |
ちょう |
1012 |
瞬息 |
しゅんそく |
10-16 |
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京 |
けい |
1016 |
須臾 |
しゅゆ |
10-15 |
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垓 |
がい |
1020 |
逡巡 |
しゅんじゅん |
10-14 |
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禾+矛 |
じょ |
1024 |
模糊 |
もこ |
10-13 |
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穰 |
じょう |
1028 |
漠 |
ばく |
10-12 |
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溝 |
こう |
1032 |
渺 |
びょう |
10-11 |
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澗 |
かん |
1036 |
埃 |
あい |
10-10 |
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正 |
せい |
1040 |
塵 |
じん |
10-9 |
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載 |
さい |
1044 |
沙 |
しゃ |
10-8 |
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極 |
ごく |
1048 |
繊 |
せん |
10-7 |
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恒河沙 |
ごうがしゃ |
1052 |
微 |
び |
10-6 |
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阿僧祇 |
あそうぎ |
1056 |
忽 |
こつ |
10-5 |
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那由他 |
なゆた |
1060 |
糸 |
し |
10-4 |
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不可思議 |
ふかしぎ |
1064 |
毛 |
もう |
10-3 |
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無量大数 |
むりょうたいすう |
1068 |
厘 |
りん |
10-2 |
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※文字を見ていると四字熟語などに使われる
文字が並んでいます |
分 |
ぶ |
10-1 |
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本棚を整理していましたら
色あせた「数学」の本が出てきました
昭和37年とありましたので、編集子の中学生時代に手に入れたもののようです
開けてみると
今では、すっかり忘れている言葉が並んでいました
復習の意味をこめて
年老いた頭でも、理解しやすいように整理してみました
もちろん、社会人になってから知り得た内容も加わっています
私たちが、日常生活や仕事を進める中に、数字はなくてはならないものの一つです
1から始まって、2.3.4・・・と限りなく続く数を自然数と言われています
数字を表す文字として
アラビア数字(1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.・・・・)
漢数字(一.二.三.四.五.六.七.八.九.十.・・・・)
ローマ数字(T.U.V.W.X.Y.Z.[.\.].・・・・)
漢数字の大字(壱.弐.参.肆.伍.陸.漆.捌.玖.拾)などがあります
これらの内で
日常的に使用するのが0123・・・9のアラビア数字で、算用数字とも言われます
アラビア数字は
もともとインドで産まれ
インドからアラビアを経て、ヨーロッパに伝わり現在の形になったといわれています
0(零)もインド(5〜6世紀頃)に産まれたといわれています
十進法(じっしんほう)は古代から諸民族の間で用いられたようです
十進法は
なるべく少ない符丁で数を表すことと
表された数が取り扱いに便利であるように考え出されたものである、とあります
他の説として
人間の手の指が10本であることから起きたものだとも言われます
ほかに
片手の指で表す五進法
両手の指で表す十進法
手と足の指使って表す二十進法
ローマで使われた十二進法
バビロニアで使われた六十進法(現在、時計や角度に使われている)
コンピュータに使われる二進法
などがあります
今では、電卓(電子卓上計算機)が主流ですが
学生時代の頃は、計算尺や算盤(ソロバン)がいつも手元にありました(大の苦手でした)
十進法のことを考えると、ソロバンは本当によくできた計算機だと感心します
木曽駒ケ岳 千畳敷カール
山行日:1996.08.31(曇)
長野県宮田村
このときはタイムオーバーで
木曽駒ケ岳山頂まで行けなく
宝剣岳(標高:2931m)への
トレッキングでした
三国岳(三国峠) 標高:778m
山行日:2003.09.14
所在地:滋賀県朽木村
写真中央の奥の山が
三国岳です
京都・福井・滋賀の三県に
またがっています
大原 三千院
山行日:1989.11.12(曇)
所在地:京都市左京区
比叡山から大原までの
東海自然歩道を約9km歩きました
曽爾高原 二本ボソ
山行日:2003.05.25(曇)
所在地:奈良県曽爾村
曽爾高原の一角にあります
背後に見えるのは
倶留尊山(標高:1038m)
右のほうは急峻な崖
県名
印の県に「目的地」があります
山葵の山行まっぷ
いってみたいなこんなとこ;山行や旅行
山行に見る 数の付く山
滋賀
京都
富山
長野
奈良
山の名前には
動物や食物、鉱物などにちなんだ
名前が付けられています
「名は体を表す」
と言う言葉がありますが
そう思えるものから
何故この名前なのか
というものまであります
大概は、
信仰や伝説、故事来歴などによって
名付けられたものが
これらに当てはまるのかもしれません
これまで、「三、参」、「八」などで
紹介しましたが
数字に関する山は多いようです
今回は
これまでに紹介していない
「数字のつく山行」を
とりあげてみました
今日のことば
338版:平成15年12月9日 火曜日
数 字
八尾の石垣
山行日:2001.10.31(晴)
所在地:富山県八尾市
飛騨路から神岡経由で
富山に抜ける
紅葉狩りをした時のものです
玉石による石垣が
夕日に幾何学的に
映えていました
奥伊吹 五色の滝
山行日:2003.07.15(晴)
所在地:滋賀県伊吹町
様々な形状の滝が
登山道の木々の間から
見え隠れする
日本百名瀑の選外ですが
数と言い、規模といい
それらにひけを取りません
新緑によし、紅葉によし
たとえ十進法と言う数をとなえるについても、これをとなえる仕方は国々で様々です
日本では、万までは10倍ごとに単位名が変わり、万をこえると万倍ごとに名前が変わります
すなわち、『 一、十、百、千、万、億、兆 』は、日常の必須単位です
兆より上位の単位として、『京、垓・・・・無量大数』など
一より下位の単位として、『分、厘、毛』までは承知、以降『糸、忽・・・浄』などと表現されます
が、実際には、一部を除いて用いられることはあまりありません
また、加減乗除(四則演算)の考え方が産まれ、さらには正・負の数や平方根が加わりました
ここからがすべての始まり、「苦手な数学、難解な数学」とか言って
数学の勉強から遠ざかっていったように思います
自分では「文系」人間だと思っているのですが
なぜか、選んだ仕事が「理系」、数学とは切っても切れない縁が続いています
当時から、このような表現で理解できていれば、苦手意識も軽症で済んだのでしょうが・・・・
数の位取りの資料が手元にありましたので掲載いたします
しかし、「それが、どうしたんだ」、といわれればそう(それまで)なんですが・・・・
※ご参考までに
このコラムは
管理人のひとり言です
黒や灰色の文字は
編集子のオリジナル
カラー文字は編集子所蔵
資料からの引用です
山呼らいぶらり〜