今日のことば
11
大野寺の摩崖仏
山行日2002.11.13、(曇)
所在地:奈良県室生村
弥勒菩薩
室生口、宇陀川河畔の岩壁に線刻されている
春の桜、秋の紅葉と
四季の色にくまどられている
334版:平成15年11月11日 火曜日
摩崖仏の拡大写真
狛坂の摩崖仏
山行日:2000.11.23、(晴)
所在地:滋賀県栗東市
阿弥陀三尊
   中尊:阿弥陀如来
   脇尊:観音菩薩
      :勢至菩薩
周囲に12体の仏像
を半肉彫りされている
山呼-リスト
※ご参考までに
このコラムは
管理人のひとり言です
黒や灰色の文字は
編集子のオリジナル
カラー文字は編集子所蔵
資料からの引用です
『11』のつく言葉を拾ってみました           
11という数字は印象深い数字です、ラッキーナンバーという方も

11月11日:暦
11・11:自動車のナンバープレート
11人(イレブン):サッカーの選手の人数
YS11:戦後の国産の飛行機
十一面観音:慈悲・憤怒・大笑面をもつ仏
11年周期:太陽黒点の増減周期(ほぼこの周期)

11 love call:夜11時に愛する人に電話をすること、etc・・・・


今回は、「11」にちなんで、十一面観音菩薩について特集してみました
仏像について、編集子の「メモ」にもありましたので転載します

仏像は大きく、如来・菩薩・明王・天に分けられます
そのうち
菩薩には、文殊−・普賢−・日光−・月光−・観音(観世音)−・勢至−・弥勒−・虚空蔵−
       地蔵−・他
ついで
観音
には、聖−・十一面−・千手−・不空羂索(ふくうけんじゃく)−・如意輪−・馬頭−
       准胝(じゅんてい)−の7種類をはじめ、三十三観音が成立
などに分類されます
滋賀県には彫刻(仏像等)の重要文化財は371件(昭和49年12月時)
                  その内、国宝は4件
「山行歴」にある『観音の里:伊香郡界隈』にある「観音菩薩」は
      日吉神社(高月町):木造千手観音立像
      高源寺(高月町) :木造十一面観音立像(国宝) ※渡岸寺
      充満寺(高月町) :木造十一面観音立像
      石道寺(木之本町):木造十一面観音立像
      医王寺(木之本町):木造十一面観音立像
      観音寺(木之本町):木造伝千手観音立像
      鶏足寺(木之本町):木造十一面観音立像
      洞寿院(余呉町) :木造観音菩薩立像
      善隆寺(西浅井町):木造十一面観音立像

      などなど・・・・
      参考文献:重要文化財(毎日新聞社)による

滋賀県湖北地方は
井上靖の小説『星と祭』や水上勉の小説『湖の琴』などで
静かな山里は多くの文学ファンにも知られるようになりました。
その後、年々訪れる人が多くなってきたようにも感じます。昔の風情よ今いずこ・・・・
大野寺の摩崖仏の拡大写真
線刻が浅く見づらいと思います
当尾の石仏
山行日:2001.10.09、(曇)
所在地:京都府加茂町
上の写真:不動明王
下の写真:藪の中の三尊
   左尊:阿弥陀如来
   中尊:地蔵菩薩
   右脇:十一面観音菩薩

このほか当尾の里には
多くの石仏があり
大勢のハイカーが
四季折々の風情を
楽しんでいます
県名
印の県に「目的地」があります
山葵の山行まっぷ
いってみたいなこんなとこ;山行や旅行
滋賀
山野の仏様たち
京都
奈良
「11」にこだわっていましたら
『かんのんさん』
という文字が出てきました
今回は
「かんのんさん」にちなんで
山行で出会った『仏様』に
ご登場願いました

野山を歩くと
お地蔵さんや石塔など
多くの仏教彫刻を見かけます
民衆に信仰された現われなのでしょう
また
山中に入ると
密教が盛んだった頃の証として
摩崖物を見かけることがあります
みたいな
山呼らいぶらり〜