「 香り松茸 味しめじ 」と言われる如く、キノコの採れる季節となりました
八百屋の店先にも、キノコが出始めました


まず、気になるのはマツタケでしょうか
最盛期は10月初旬と言われていますが
今年は、「 稲が不作の時は、マツタケは豊作 」などと、期待のもてる言葉が飛交っています
キノコ狩のイベントが、皆さんの手帳にも載っていることでしょう
山でキノコを採り、その場で「すき焼き」や「松茸の蒸し焼き」などはこたえられません
今年は、食卓にのぼることを期待しましょう
中国産や韓国産などの外国産のマツタケも市場に多く出て、お値段もお手ごろのようです


2年前の笑い話ですが
知り合いが、車で国道(307号)を走っていて
道路わきで、ダンボール箱を満載した松茸販売の2トン車が止まっているのを見かけ
「 取れたて 日本産 松茸 一カゴ¥2,000−」の看板を見て
冷やかし半分で覗いた所
マツタケのすごくいい香りがあたりに漂い
だまされたつもりで、一カゴ買い求めたという(何本入っていたのか聞き漏らしました)
早速、松茸ご飯を作って食したところ
どうも味や歯ざわりが違うようだ、匂いも気のせいか・・・・


こんな話をよく聞かれませんか(話の主人公は私ではありませんよ!)
ある物知り博士(?)の話によると
匂いのいいのは、松茸のエキスを店の廻りにふり撒いた「いわゆる客寄せだ!」と大笑い
それなら
インスタントの「 松茸のお吸い物 」に使われている「 アレのエキス 」と聞くと
そう、「 アレ 」
真偽の程は解かりません・・・・
くだんの主人公は、その後顔を合わせても笑うだけで、それに関するコメントが無い
日本人は、松茸の香に特別の感慨があるようです


次にある雑誌のコラムから
『 香り松茸 味しめじ 』と言われる「シメジ」は分類学上の『 ホンシメジ 』のこと
そして「 しめじ 」の名前で流通しているものの多くは
「 ヒラタケ 」の種菌を栽培した物(=商品名としての「 シメジ 」)です

また、「 本しめじ 」という商品名で流通しているのは
分類学上の「 ぶなしめじ 」の種菌を栽培したものだというそうです

キノコだけでなく、秋はおいしい食材がたくさんあります
「 馬肥ゆる秋 」ならぬ「 腹肥ゆる秋 」にならないよう
心いたしましょう、お互いに・・・・
比較のため
腕時計を傍に置きました
外径はφ35mmです
手前の笠は
φ180mm程度の大きさです
食べてみたいなこんなもの・・・・
干菓子:きのこ
とあるお茶席で ゲット してまいりました
大きさは実寸大です
今日のことば
香り松茸味しめじ
みたいな
328版:平成15年9月30日 火曜日
「さるのこしかけ」というのは、タコウキン科・マンネンタケ科・タバコウロコタケ科などの菌が作る、樹木の幹などに発生する硬質のキノコに対する総称です。サルノコシカケという種はありません
山野に出かけると、キノコに出会えます
特に知られたキノコは
シメジ、マイタケ、マツタケ、ヒラタケ、などですが、山行ではめったに出会えません
今回、ご紹介するキノコは、一箇所の山中で、登山道で見かけたものです
それにしても、沢山あるものです、もちろん名前などわかりません
キノコは、1500種類ほどあるようです、皆さんは何種類ご存知ですか・・・・
      山  名:行市山
      山行日:2003.09.16
      所在地:滋賀県余呉町

【 きのこ 】
「木の子」の意。大型菌類の俗称=子嚢菌(しのうきん)の一部および担子菌(たんしきん)類の子実体(しじつたい)の俗称。山野の樹陰・朽木などに生じ、多くは傘状をなし、裏に多数の胞子が着生。松茸・初茸・椎茸のように食用となるもの、有毒のもの、また薬用など用途が広い
古名くさびら、 秋の季語                                   (広辞苑)
山呼-リスト
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山呼らいぶらり〜