今日のことば
多賀大社 石橋
石造反橋
高欄付

知人の話だと
小学校の遠足の時
この橋が渡りきれなかった
想い出がある
とのこと
実際に渡ってみたが
歩み用の丸太が敷設されているので何とか渡れたが
石橋のままだと難しい・・・・
いってみたいなこんなとこ;山行や旅行
叩いて渡ろう石橋
古来より
人々は川を渡る手段として
橋を架けて来ました
最初は一本の丸木橋
危ないからといって寄木の丸木橋
川幅が広いからと吊橋
橋が流されるからと流れ橋・沈下橋
木材では耐久性が無いからと石橋
特殊な所では野猿
などなど・・・・
そして、心の架け橋を

人々は英知をかけて
その川に応じた橋を架けて来ました
今回は、山行で出会った
数々の橋の内
「 石橋 」にスポットを当ててみました
321版:平成15年8月12日火曜日
石橋を
  叩いて渡る
 
日吉三橋
日吉大社の境内を流れる大宮川に
架けられた石橋で天正年間(1573〜92)
豊臣秀吉が築造させたものといわれる。
日吉大社(ひえたいしゃ)
山行日:2003.04.17
所在地:滋賀県大津市坂本
全国各地に鎮座する3,800余りの「山王さん」
の総本山、正式には山王総本宮日吉大社。
県名
印の県に「目的地」があります
滋賀
石橋 】 石で作った橋、石の橋

石橋を叩いて渡る 】 堅固な石橋を叩いて、堅固さを確かめてから渡る。
      
用心の上にも用心をするたとえ。

よく似た意味で使われる言葉
慎重 】 つつしみ深く、重々しい様。
注意深くて軽々しく行動しない様
                                           ( 広辞苑 )


私たちが、行動を起す時
周到な準備を行い、ことにあたります。
そんな時、その当事者は性格や信条等によって、結果は同じとしても、対応の仕方が変わってまいります。
         ・ いいかげんに事にあたる“優柔不断”な人
         ・ がむしゃらに突き進む“猪突猛進”的な人
         ・ 人の意見を取り入れない“独断専横”的な人
         ・ 微に入り細に入り慎重にことを運ぶ“慎重居士”的な人
         ・ 慎重の上にも慎重を期す“石橋を叩いて渡る”人
         ・ 何もかも人任せで、おいしい所だけもっていく“とんびにあぶらげ”的な人
         ・ など、など


それぞれの性格が出て、はたから見ているものにとっては、興味深いものがあります。
貴方は、どんなタイプに当たりますか?
わたしは、どちらかというと“準備周到、取りこし苦労人タイプ”かなナ?

いずれにしても、自分自身が充分納得できる準備をし、事に当たるようにしたいものです。
山葵の山行まっぷ
日吉大社二宮(にのみや)橋
(重文)
石造桁橋
巾:5.0m、長さ:13.9m
高欄付
桃山時代
日吉大社走井(はしのい)橋
(重文)
石造反橋
巾:4.6m、長さ:13.8m
桃山時代
日吉大社大宮(おおみや)橋
(重文)
石造桁橋
巾:5.0m、長さ:13.9m
高欄付(香狭間切)
桃山時代
山呼-リスト
※ご参考までに
このコラムは
管理人のひとり言です
黒や灰色の文字は
編集子のオリジナル
カラー文字は編集子所蔵
資料からの引用です
みたいな
山呼らいぶらり〜
多賀大社
山行日:03.05.03
所在地:滋賀県犬上郡多賀町
旧官幣大社
伊勢神宮の
祭神:天照大神の両親
伊邪那岐、伊邪那美の2神を
祀り、古来縁結びと延命の神
として、全国的な信仰を集めています。
開基の年代は明らかではないが、平安中期に名前が出てくる古社。鎌倉時代には犬上郡の惣社とされる。