今日のことば
いってみたいなこんなとこ:山行や旅行
309版:平成15年5月20日 火曜日
みたいな
人は、誰かのために尽くしたい。
    誰かのために役に立ちたい、と思うものです。
***** 中 略 *****

水が山から谷に、谷から川へ
川から海へと流れるように、
ただ、そこに岩があり、滝があり
その流れは滑らかではない

それを
助け合い、励ましあい
時には静かに見守ることが寛容。

               1983.01.24  あるTV番組より
“今日のことば”は編集子のメモ帳に記されていました。

水が山から・・・・・・・・・】の言葉が印象に残ったものだと思います。

水を人生に例えて・・・・
多感な青春時代は、理想と現実のギャップに、激流に翻弄される小船のようです。
(今もこの状況は、まったく変わりがありませんが!)
年を重ねると、流れてくる木にしがみついたり、澱みで休めたり、とズルくなってしまいます。
また、誰かが棹を差し出してくれるのを、見つけることだって出来るかもしれません。
この様にして、経験を積み、
それぞれの『いま』があるのだと思います。
明日に繋がる『いま』を大切に過ごしてまいりたいと思います。
(怠け癖がついて、何もしない日々があります。
        また、昨日と同じ明日でありたいと思ってしまうことがあります
      歌の文句にありました   ♪だめな、駄目な、ダメな私ねエ〜・・・・・・・・・・・♪)


まったく話が違いますが
雨は、上からや横から降るものですが、
“雨が下から降ってくる”  こんな経験をなされたことはありませんか?
言葉的には正しくありませんが
(はね上がってくる、が正しいのかもしれませんが)、ここでは「下から降ってくる」とします。

大台ケ原に行った時、熱帯低気圧の影響で、山行途中で雨が降り出し、次第に強くなり
「上から」が「横から」に変わり、強い雨勢のため、地面にたたき付けられた水が飛沫となってはね返り、まさに「下から降ってくる」状態に出くわしました。
さらに、山の斜面を吹き上がってくる風が、雨と共に足元へ吹き付けられる状態でした。
山の天気は、この様に、市街地では予想もしない形で現れます。気象情報にも気を配り、余裕をもった山行にしたい、と思いつつも、休日の関係などからつい無理をしてしまいます。
心いたしたいものです。
『らいぶらり〜』の水の流れ
にこと寄せて、“滝川”と名付けて写真を集めて見ました。ところが、いたるところに滝川があり、今回は、
「パート1」という形で、数ある内の4箇所を抽出し、特集いたしました。
同じ水の流れでも、その時の気持ちのありようで
「清流」にもなり、「濁流」にもなり、「瀑流」や「激流」などにもなってしまいます。
写真の水の流れる様が、どのような流れに見えるでしょうか。
奥入瀬渓流の滝川
青森県十和田市
山行日:1996.10.12
  十和田湖から流れ出る
奥入瀬川にあり、瀑布街道とも呼ばれる国道が平行しており、観光シーズンは、人の多さもさることながら、排気ガスには閉口させられます。
八甲田山では紅葉が最盛期だったのですが、この場所は、10日くらい後が見頃だとか。新緑の頃にもう一度訪ねてみたい処です。
乗鞍高原 三本滝の滝川
長野県南安曇郡安曇村
山行日:2001.05.30
  この水は途中で梓川と合流し、更に松本市で犀川と合流し、更に長野市で千曲川と合流し、新潟県で信濃川と名前を改め、日本海に注ぐ。
写真奥の白い部分は、三本滝の内の大の滝で、滝川の始りでもある。この日は、前日からの雨で、雪解け水とあいまって、激流となっている。
石鎚山系 面河渓の滝川
愛媛県上浮穴郡面河村
山行日:2002.10.15
  石鎚山系を源流にした面河川の支流にあたり、滝川とはあまりにもかけ離れた、清流の様相。でも、一雨来ると岩を洗うらしい。写真の左側は「櫃の底」と名付けられた景勝地で立地の関係でカメラには収められなかった。紅葉前線は、標高1,000m付近にあり、この場所では、1週間位後らしい。
屋久島 荒川の滝川
鹿児島県屋久島
山行日:2002.04.21
  屋久島は雨の日が実に多い。この日も雨、島内のいたるところにこのような滝川がある。水流が激しくて、眺めていると、吸い込まれそうな錯覚を覚える。
健脚の方は、10時間かけて縄文杉に逢いに行かれるが、時間がない方は、近場の屋久杉ランドで、同じような雰囲気を味わえる。
鹿児島
『 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
          われても末に 逢はむとぞ思う 』  崇徳院

『 筑波嶺の 峰より落つる みなの川
          恋ぞつもりて   淵となりぬる 』  陽成院

沢筋(滝川)を歩いていると、ついこんな詩が思い起こされます。
愛媛
長野
青森
滝 川
山葵の山行まっぷ
印の県に「目的地」があります
県名
山呼-リスト
※ご参考までに
このコラムは
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黒や灰色の文字は
編集子のオリジナル
カラー文字は編集子所蔵
資料からの引用です
山呼らいぶらり〜