山葵風めだかの学校;山野編・・国語の時間
   
(地質学や学術的による解釈とはまったく関係ありません:あまり信用しないで下さい)

 
 
    まわりより高きもの、大きいもの、偉大なもの、
    山とは:高き所、もしくは山容の全貌を表現する
・・・・・・富士山、伊吹山、立山
                                     白山、大山など
         ※独立峰に「山」とつけられているところが多く見受けられる

  (嶽は旧字)
    高くて大きい山、山の上に山が重なってそびえているさま、大きくて威厳がある
    岳とは:連続した高き所にそびえている所
・・・・北アルプス;穂高岳、槍ヶ岳
                                南アルプス;北岳、木曽駒ヶ岳など
          ※鹿児島にある開聞岳はその姿から「薩摩富士」と呼ばれるように、麓から
          そびえる独立峰であるが「山」と呼ばずに「岳」と呼ばれている。

  (峯は正字)
    物の高い所、高い山、いただき、頂上のあたり
    峰とは:山の頂上
・・・・・霧ケ峰、剣ヶ峰、呉枯ノ峰、蛇谷ガ峰など
                  立山は雄山、大汝山、富士ノ折立の三つの峰からなる

  (岡、陵)
    小高い地形、低い山、大きなつか、小山、大なるを陵、小なるを岡
    丘とは:小高い所
・・・・・双ヶ岡、新しく開発された丘陵地につけられる場合が多い
                  希望ケ丘、夕陽ケ丘、朝日ケ丘など

  ※大坂にある天保山はわずか4.5mあまりの高さであるが国土地理院によると
    れっきとした「山」として、2等三角点が設置されています
    また
    滋賀県の野坂地方では山の高いところを「峠」と表現するところもあります
    地方によって表現の仕方が違います
    呼び方もさまざまです
           
  地勢とか地形によって「山、岳、峰、丘」などを分類することは、上記の僅かな参考例を御覧頂いたように困難なようです。多くの山々が信仰の対象として崇められています。言いかえれば、多くの人々が畏敬の念をもって接して来られ、その中で伝えられてきた「○○山」や「△△岳」の言い方なのだと思います。学術的にどうかは別問題として、山名とか地名は昔から呼び親しまれてきたものであって、山の形がどうの、高さがどうのと言うべきものではないと、このコラムを作成しながら思いました。
象形文字そのままの山容: 剣 岳 (立山室堂下天狗平からの夕照に浮かび上がる剣岳)
09:00 魔界
トレッキングをはじめて、最初に出会った難所
別山乗越からの剣の表情(雲が湧き出した)
その後頂上直下の峰で無念の撤退
09:00 妖煙
06:00 朝輝
富山
山葵の山行まっぷ
304版:平成15年年4月15日 火曜日
18:00 夕照
いってみたいなこんなとこ:山行や旅行
みたいな
『らいぶらり〜』の象形文字にちなんで剣岳を紹介します
2002.09.08/09(雨/曇時晴)
このホームページのメインテーマの一つである『山』にスポットをあててみました。
馬場島中山からの剣岳、撮影日:2010.10.17、所在地:富山県上市町
1985.08.15.13:00 雲湧
県名
印の県に「目的地」があります
山呼-リスト
象形文字:山・・・・
山の形にかたどる、連なっている三つの峰の形
17:00 散雲
剣 岳  (標高:2,998m)
※ご参考までに
このコラムは
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黒や灰色の文字は
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カラー文字は編集子所蔵
資料からの引用です
今日のことば
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