概 要 |
引接寺(いんじょうじ)は、天台宗の寺院で百済寺の未寺にあたります。史料が織田信長の焼き打ちで焼失してしまったため、いつ建立されたかはっきりとはわかりません。百済寺を再興した亮算(りょうさん)の弟子・亮誉(りょうよ)が開山し、現在の地に寺院を建立したといわれます。本尊阿弥陀如来像。引接寺の万燈供養は、信者達の手で来迎浄土(らいごうじょうど)に集められた石仏、約5千体を供養する行事で、毎年8月22日に行われます。来迎浄土にある石仏は、人々に大切に供養されていたものが織田信長に焼き払われ、山野に放置されたままになっていたものです。いまだに、付近の山野には石仏が放置されたままになっており、その数は数千とも数万ともいわれています。
この門は、切妻造り桟瓦葺 |